てんせんめんの長期投資の旅

投資を学び、資産と自分自身の成長を 追及していきます

追い風参考か、自助努力か

業績が伸びる企業を買いたいのは当然ですが、なぜ伸びているのか気にするようになりました。大きく分けると、

(1)業界全体が伸びている追い風で伸びている場合
(2)業界全体は伸びていないが、自社の取り組みによって伸びている場合

があると思っています。

コロナ禍でデジタル投資が加速するから、システムインテグレーターはどこも大忙し、というは(1)。日本の家具市場は過去数十年に渡って伸びていないが、ニトリとIKEAは大忙し、というは(2)。

ベストは、追い風を受ける業界に属しながら、かつ自社の取り組みも優れているケース。Amazonは、EC化の波 x 運転資本マイナス x 余剰キャッシュを自社物流投資という複合要素で、駆け上がっていきました。

しかし、追い風を受ける業界の場合、業績が追い風由来か、自助努力由来かの見極めが難しいです。各社とも業績好調ですからね。逆に、「家具」のように、伸びしろがなさそうな業界で高い実績を出している企業は、自助努力だと自信が持てます。

自助努力のできる企業(ピーター・リンチの言う、「砂漠に咲く花」)に投資するようにしています。