てんせんめんの長期投資の旅

投資を学び、資産と自分自身の成長を 追及していきます

6062 チャームケア 競合比較(木下の介護)

老人ホーム運営数5位は非上場企業の木下の介護です。1995年創業で、首都圏で主に老人ホームを運営しています。施設数は、老人ホームとサ高住を合わせて113です。次のグラフの左が施設数、右が新規開設数です。

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施設の伸びを見ていくと、2000年代前半に急拡大したあと、2014年-2016年にペースダウン。2017年から再拡大しています。2016年の 佐久間社長インタビューを要約すると、「建築費高騰を受けて2015、2016年前半は新設ストップしていた。入居率は82%。消費者は手厚い介護よりも低価格を求めているので、低価格帯のリアンレーヴを増やしていく」とのことです。2016年以降の開設数推移は、インタビューのコメント通りです。収益性を踏まえて、投資のアクセルとブレーキのメリハリが効いているイメージです。

2016年の入居率82%と聞いて、95%以上のチャームケアやベネッセのと比べて低いと感じました。足元の入居率は95%以下のようです。「空室5以上」というような記載のため、はっきりとした空室数が分かりませんが、チャームケアやベネッセよりは確かに入居率が低そうです。低価格路線ということもあり、チャームケアとは直接競合しないかなという印象を持ちました。