てんせんめんの長期投資の旅

投資を学び、資産と自分自身の成長を 追及していきます

6062 チャームケア 競合比較(まとめ)

チャームケアの立ち位置を理解したく、老人ホーム運営トップ10について比較をしてきました。以下の表にまとめてみました。

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私が考える介護事業のポイントは、収益が安定する施設事業(特に介護付ホーム)とドミナント出店です。

例えば訪問介護は、ケアマネージャーや利用者の都合で、別事業者に置き換えられてしまいます。老人ホームに入居した場合、終の棲家として平均3-5年の利用が見込まれ、主な退去理由は体調不良による入院です。特に介護付の場合、介護度に応じた報酬金額が固定されていますから、サービス内容に応じて介護請求する住宅型より収益が安定します。

介護付ホームは設置に自治体認可が必要なため大量に供給されるリスクが低く、需給バランスが崩れにくい、つまり入居率が安定する可能性が高いと思います。

介護付ホームとドミナント出店を戦略としている企業は、チャームケアと木下の介護、ベネッセのようです。ベネッセは本業の教育事業の立て直しに苦戦しているため、介護専業という条件を加えると、チャームケアと木下の介護が戦略面では優位に立つのではないかと思っています。